電力の自由化 地産地消 その4 [電力]
電力の自由化 地産地消 その4
電気は地域ごとに10社に分かれた大手電力会社からしか買えませんが、4月から自由
化され地域独占が崩れます。この期に各自治体が電力会社を作る動きが広がっているそ
うです。地元の太陽光発電などの電気を調達し、大手電力会社より割安な価格で販売す
る電気の言わば「地産地消」ですね。
全国で13社の設立が決まり、検討する自治体も増加中らしいです。独占されていた電
力を民営化し自由に販売出来るようになるのに、逆に各自治体が事業を始めるわけです
から何だか時代に逆行しているようで、変な気もしますね。それに第3セクター方式と
言って民間と自治体が投資を分け合った事業は、ことごとく失敗に終わってますし、せ、
っかく自由化されるわけですから、民間企業に任せておけばいいと思います。
電力の自由化のポイントは現在の電気料金より安くならないと、その目的は達成できな
いわけですから、電気の調達が課題になります。現在電気の買取り制度があり、個人の
余った電力や太陽光発電は大手電力会社が買い取ってくれますが、これは国の交付金に
より成り立っています。ただ今後あまりにも多くの電力販売があるため予算が追いつか
ず、交付金の減額が見込まますので安価な電力の仕入れはそうたやすくないと思います。
逆に四国電力が関西と関東で電力は販売する動きもあり、地方の安価な電力を市場の大
きい都市圏で販売した方が安くできますし儲けもありますよね。これまで大手電力会社
と国によって決まっていた電気代が、市場原理よって決まるわけですから嬉しい限りで
すが、電気の発電と消費の流れ慎重に見守る必要があります。
穏やかな一時をお過ごし下さい
https://www.youtube.com/embed/h5hF9RMPul8
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