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キャノンカメラ、東芝メディカル買収 [経済]

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キャノンカメラ、東芝メディカル買収

キャノンは3月171日東芝メディカルを6655億円で買収したと発表しました。キヤノンといえばカメラ

メーカーですが、70年以上前から医療機器を手がけ、今もX線デジタル撮影装置や眼底カメラを販売し

ていたらしいですね。もともと光学・精密技術は医療機器との親和性が高く、古くからカメラメーカー

各社が参入し存在感を示していました。内視鏡を手がけるオリンパスやX線画像診断システムなどを手が

けるコニカミノルタ、富士フイルムなどが代表的です。

医療事業の主役は遺伝子    01.png

医療事業のメーンターゲットは遺伝子。2016年をめどに、遺伝子診断用試薬の販売開始を目指し、その後、

診断装置の製品化を始めたいとの事ですがこの時に、東芝メディカルが生かされそうです。まず試薬を

製品化した狙いについて、医療事業を統括するキヤノンバイオメディカル社は「ようやく世に出始めた

分野で、まだ遺伝子をどう使うか模索している段階。顧客のニーズを聞きながら、じっくり装置の事業化

を進める」と説明されています

新たなる流れの出現  04.jpeg

これから伸びる思われる遺伝子分野は、材料など光学以外の領域も組み合わせられ市場が開拓される

と大変な新規事業に発展しそうですね。成長事業として東芝メディカルとキヤノンバイオメディカル社

の技術が合体し、新たな商品が開発され、雇用が生まれる流れは社会全体の発展にもつながり、買収とゆ

う負のイメージを払拭します。

新規事業は時間がかかる 05.jpeg

キャノンの新規事業には苦い歴史があり、パソコン・表面電界ディスプレー(SED)テレビ・光磁気

ディスク―はどれも赤字に陥り撤退を余儀なくされました。これらの事業撤退を断行しているので、遺

伝子市場拡大への期待もありますが、従来の新規事業の立ち上げで指摘されていたスピード不足も、積極的

なM&A(合併・買収)で補い、人材や仕組みなど地盤をしっかりと作りたい意向のようです。




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