ライトセーバーはジェダイの証 [映画]
デススターを破壊し一躍ヒーローになり、フォースにもなんとなく目覚めて
来た感じがするルークですが、エピソードⅤの冒頭ではジェダイの騎士とし
ては、未熟な感じが漂っています。
厄介な武器ライトセーバー
その証拠に、氷の惑星に住む野獣にとらえられてしまうのですが、落ちてし
まったライトセーバーを中々引き寄せる事ができずフォースを操れていない
のが見て取れます。
これは、エピソードⅡの冒頭で、ルークの父親であるアナキン・スカイ
ウォーカーがカーチェイスでライトセーバーを飛ばされてしまい、オビ・ワン
がキャッチし説教されるというシーンと対比できるのですが、エピソードⅤも
Ⅱも主人公のピンチの後に必ずオビ・ワンが出てくるあたりが、ルーカス監督
のオビ・ワンへの思い入れを表しています。
ちなみに、ルーカス監督が手掛けた「インディ・ジョーンズ」にも「クラブ
オビ・ワン」が出てくるあたりに愛着の深さが見えます。
オビ・ワンの登場でジェダイマスターであるヨーダの存在が明らかになり、
ヨーダのもとで修業を積むうちにエピソードⅣではブラスターの方が使用頻度
が高かったルークも、Ⅴになるとライトセーバーを使う頻度が高くなってくる
あたりは、徐々にジェダイの騎士として成長していく姿に重なります。
大人のジェダイの騎士
修業中はブラスターを手放さなかったルークもラストシーンのダースベイダー
との決闘でライトセーバーのみで戦う姿は、ルークがジェダイの騎士として
確立した瞬間と言えます。
photo http://www.yahoo.co.jp/
タグ:新作スターウォーズ