家電の東芝ついに切り売りか [経済]
家電の東芝ついに切り売りか
不正会計問題で財務力の弱さが露呈した東芝ですが、会社の立て直しに各事業所ごとに
売却が始まりそうです。とりあえず売上の向上が目覚しい医療機器会社の東芝メディカル
システムズが売りに出て各社で引く手あまただそうです。家電メーカーと思ってましたが
色々やっているんですね。
家電では冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジ・炊飯器など国産化において、第1号の
製品がとても多く、まさに家庭の中では高価とされる家電の製造の先駆けといえます。
半導体を扱うメーカーとしてでは、国内で1番のシェアとなっています。また意外と知
られていない事実なのですが、”世界で一番最初にノートパソコンを製造した会社”が
東芝だったのです。発電などの重電3社(日立製作所・東芝・三菱電機)の一社として
も名高く総合電機メーカーと言ったところですね。
2015年度は6000億の赤字になりそうなので、ライフスタイル事業のパソコン、映像、家電
の構造改革を断行しグループ全体の5%にあたる1万600人のリストラを行うらしいです。
今後は原子力事業やNADA型フラッシュメモリーに経営資源を集中されるらしいですが、
外国資本も積極的に取り入れたい方針らしく、この点はシャープと似ていますね。
東芝メディカルが6000億の値がつき始めたらしく、これだけでも今年度分はちゃらになり
そうですが来年度も赤字の見込みなので、リストラを断行するのですね。面白いところで
は冷蔵庫などの白物家電をトルコの家電大手に売却する話が持ちあっがていて、東芝の
ブランドでトルコ製の家電が売りに出るかもしれません。それにしても大企業があっと
ゆうまに切り売りされ社員はたまったものではありませんね。