大河ドラマ真田信繁は無名な武将 [大河ドラマ]
大河ドラマ真田信繁は無名な武将
父・真田昌幸の元で知略を磨く
真田家の家督を継いだ父・真田昌幸は能力を発揮し、上田合戦にて2度に渡り、何倍もの徳川の大軍を
撃退することに成功し、その智略は全国に轟いていました。もちろん、真田信繁(真田幸村)や兄・
真田信之も活躍し、真田家臣の死に物狂いの尽力もあった事でしょうが、総指揮官の真田昌幸の成果
として知れ渡る事となります。そんな父・真田昌幸の長男でもなく次男であった真田幸村の名が、世
の中に知れ渡る可能性はもともと低かったのです。
結果的に、逆の捉え方をすると、真田信之と真田信繁はただ父の命に従っただけで、何もしていない
と言う見方もできます。実際、大阪の冬の陣が発生せず、真田丸を築いて徳川勢相手に活躍する事が
無ければ、真田信繁の名は単なる真田昌幸の次男で生涯を終えたことでしょう。大阪冬の陣が始まる
まで、真田信繁は実績はないと言っても過言ではない武将であったため、真田が大阪城に入ったと聞
いた徳川家康も真田昌幸は既に亡くなっていると知ると、開戦前は心配していなかった。45歳のとき
に父・真田昌幸が亡くなると、それまで九度山にて従っていた真田家臣も多くは上田に帰ってます。
要するに、真田丸で活躍し、その名が知られたのは、既に体力も落ち、歯も抜けて出家した、50歳近く
のいい年である真田信繁に、思いがけず一矢報いる機会が与えられた訳で、そういう意味では、淀殿や
豊臣秀頼に感謝しなくてはならず、人生、何があるかは本当にわかりません。尚兄・信行は関ヶ原の戦
いで徳川側についたので上田城をもらい受けています。真田信繁が歴史の舞台に登場するのは、この
瞬間だけで、真田十勇士などの高名は江戸時代の物語文からである事を考えると、その生涯はけっこう
地味なのかもしれません。
真田幸村の本名は信繁で、彼の生存中は信繁の名前しか使っておらず、幸村は江戸時代になってから彼
の物語文の中で初めて使われています。おそらく真田家に散々な目にあわされた徳川家は、彼の物語文
が出ると聞いて幸村に無理やり変更させたのでしょう。しかも信繁とゆう名が武田信玄の弟から由来し
ており、徳川家康は武田信玄との”見方が原の戦い”で、負け戦で死にかけていますので、余計だった
のでしょう
真田丸、長沢まさみさんは戦国時代のヤンキー [大河ドラマ]
真田丸、長沢まさみさんは戦国時代のヤンキー
大河ドラマ真田丸で真田信繁をはじめ戦国武将が生き残りを図ろうとしのぎを削りますが、その
武将たちに負けじと存在感を発揮している女性陣。中でも信繁の幼なじみ・きり役を務める
長澤まさみさんの演技は異彩を放っています。信繁に恋心を抱きながらも減らず口をたたき、
自分勝手な行動で信繁の足を引っ張ることもあります。その大げさなが演技が「きりがウザい」
という声も聴かれ主人公の真田信繁よりも目立つ時もあります。
番組のなかでの設定は戦国時代のヤンキー、信繁のことが好きだけど本人を前にすると正反対の
態度をとってしまい卒直に感情を表現できない不器用な女性の設定です。そもそも、きりは
ウザい役なんですからウザい役をちゃんとウザくやる設定にはあっているわけです。人気女優
さんになると、やっぱり自分でブレーキかけて、いい人に見せようとしたりしますが、台本を
書いた三谷幸喜さんや演出家の狙いをちゃんとくんで、その役に徹しているわけですね。
真田信繁は大阪冬の陣で突然歴史の舞台に現れた人物ですから、不明な点が多く特に女性関係
は名前さえも不明な人物がいます。長澤まさみの設定と演技は製作者たちの意図したものです
から、本人のせいではありません。セリフが現代風だという“批判”もありますが、三谷氏が
脚本を書く際に、あえて時代劇風の語尾にせず、意識的に現代風にしているせいなのです。
何故か、時代劇風のセリフは現代に作られたものとゆう根拠の元、当時話されていた証拠は一切
ないという事からです。
信繁は4人の女性と結婚したという資料が残っているため、今後、初婚の梅と同じ側室のきり
以外の2人の女性も登場してくると思われます。ただ当分、梅、きりを交えた信繁との三角
関係は長澤まさみさんの演技しだいで、こてこてになってきますので、今後に期待したいと
思います。今以上にウザくやってくれると面白いのですが。
氏名 采女(うめね)別名きり(真田家家臣・高梨内記の娘)
”ちょい飲み”外食産業が参入 [社会記事]
”ちょい飲み”外食産業が参入
ファストフードなど外食チェーンの店舗内で、夕方から酒とつまみを販売する「ちょい飲み」サービスが
広がっています。去年は牛丼チェーンの吉野家やフレッシュネスバーガーが“ちょい飲み”に乗り出しま
したが、その後も外食業界の“ちょい飲み”への参戦は止まりません。
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が、東京でビールやワインなどを楽しめる新業態店舗を
4月1日にオープンするほか、コーヒーチェーン大手、スターバックスコーヒージャパンも東京に食事や
酒などを提供する店舗を3月30日に開店する予定です。
日本KFCが展開する新業態は、昼間は通常のメニューに加え、こだわりのコーヒーやスイーツなどを
提供し、午後5時からはアルコールが楽しめます。国内外から取りそろえた地ビールやワインのほか、
サントリー酒類と共同開発したハイボール「カーネルハイ」など約40種類のアルコール類を用意。得意と
する鶏肉を使った料理やサラダなど酒に合うメニューも取りそろえています。ファストフードは夜の来店客
数が日中と比べて少なくなるだけに、日本KFCとしては「客数や売り上げの増加が見込める」と期待を寄
せています。
一方、酒の提供に静観の構えを見せる外食チェーンもあります。日本日本マクドナルドホールディングスは
「アルコールの提供は子供も来店する店舗のイメージにそぐわない」というのが理由だそうです。
外食産業の市場規模は1997年のピーク時から縮小傾向。今やどの店舗もいかに売り上げの減少を食い止
めるかが課題になっていますが、都心部では出店を増やすのも限界に近づいています。こうした中、従来の
店舗で“ちょい飲み”を始めることで、ピークの時間以外でもお酒目当ての客が訪れたり、居酒屋は入りに
くいという女性客を狙えるなど、新たな客層を発掘できるというのです。
では何故こういった業態は顧客に受け入られるのでしょうか。低価格でお酒が楽しめるとあって、サラリー
マンを中心に人気は高いですが、「ちょっと1杯飲むくらいだと、居酒屋とか焼き鳥屋とか行くより楽なので」
といった理由がありそうです。いわゆるちゃんと飲むのでなく”ちょい飲み”の需要がもともとあるのですね。
景気の先行き不透明感は強まっているだけに、ちょい飲み市場は今後、さらに拡大しそうです。