あがり症原因と克服法その2 [健康]
”あがり症”原因と克服法その2
”あがり”とは自尊心を傷つけられるかもしれない場面で、精神面からも生命を
守ろうとする脳のメカニズムなのですが、”あがり”を科学すると「覚醒水準」
という言葉に行き当たります。覚醒水準とは、神経系がどれくらい活発に働いて
いるか、その状態を示す言葉です。眠くてまどろみかけているような状態なら、
覚醒水準はかなり低いわけで、反対に張り切ってバリバリ仕事をしている時の
覚醒水準はかなり高いはずです。ようはどれだけ集中しているかの度合ですね
この覚醒水準が高くなり過ぎると、物事を重大にとらえ過ぎて、精神状態は
不安定になり、ふだん簡単にできているようなことがうまくゆかず、その場面が
大切だと思えば思うほどさらに緊張して、失敗ばかりするようになります。
さらに覚醒水準が高くなると、人間は無意味で単純な行動を暴発的に繰り返す
ようになり、これが「パニック」とよばれる興奮状態です。ふだんの実力の半分
も出せないくらいに覚醒水準が舞い上がっている状態が「あがり」の正体です。
過去の失敗経験」により、「不安」や「恐怖感」を抱えているので、それがます
ます緊張を高める結果になります。要するに、神経の興奮をほどよく「中庸」を
保つことが、あがらない秘訣になるわけですね。声が震えたり、汗をかいたり
する、身体の反応を伴いますので、手っ取り早くい治す方法は薬物です。
パロキセチンとゆう薬を診療内科で処方してくれますので、ぜひ試してください
”あがり症”は社会不安障害とゆう病名があるのですが、パロキセチンはこの
病気の薬として認可されておらず、うつ病の薬として認可されているそうです。
日本では認可に相当な時間がかかるので、手っ取り早く認可を取るための方法
らしいですね。精神や体の興奮状態を和らげる頓服と一緒に併用すると効果的
だと思います。一応体験談です。