"あがり症”原因と克服法その3 [健康]
"あがり症”原因と克服法その3
これからご紹介するのは自宅でできる簡単なトレーニングです。”あがり症”で
悩んでいる人の多くは、とても真面目に考えて、「うまく喋らなくてはならない」
と厳しくチェックするあまり、「うまく喋れない」自分にいら立ちを覚え、最終的
には喋ることが怖くなってしまっているそうです。喋りは下手でもいいので一生懸命
に話す人の話を、人は聞きいるものなので、自分らしいリズムと発声で話すことが
できれば、それが理想の話し方になります。
その為にはまず、声を発する器となる口や表情筋を鍛えます。なぜ赤ちゃんはうまく
発声できないのか。それは言葉を知らない以上に表情筋が鍛えられていないからです。
同様になぜ老人はモゴモゴとした喋り方になるのかといえば、加齢で表情筋が衰える
からですね。凝り固まった表情筋、舌、顎の関節をほぐしなしょう。
大きく口を開けて「あうあうあうあう」と言ってみて、滑らかに発声できればいいで
すが、もし顎がガクガクする場合は、顎の付け根と頬骨の下のくぼみをグルグル押し
てください。どちらも相当痛いですが、それこそ筋肉が凝りリンパが滞り、明瞭に
喋れなくなっているらしいのです。次に声を震わせずにはっきり喋る練習でが、両足
を肩幅に広げ、1番低い声で「あー」と発声してみましょう。舌足らずな話し方や、
言い直しを改善するためには、舌が柔らかくないといけないらしく、舌を口の中で
上向きに丸め、上下の歯で優しく押さえるように何度も噛むと、舌が柔らかくなり
いわゆる滑舌がよくなるらしいですよ。
最後に会話のリズムを整える練習ですね。脳が安心している状態とは、一定のリズム
で心臓が脈打っている状態のことですから、1音ごとに1拍おいて発声をしてみましょう
「は・じ・め・ま・し・て」と、ゆっくり1音ごとに1拍おいて発声する練習ですね。
次に「はじめ・・まして・・」と、区切って発声します。これを繰り返した後、
「はじめまして・・。○○ともうします・・」と通常の文脈の区切りでリズムをとると
いいらしいです。”あがり症”精神的な病気でなく、精神身体反応ですから同じ動き
を繰り返し、脳が安定した状態を記憶すればいいわけですね